6月の小売業販売額3.0%減、10カ月連続の前年割れ
経済産業省が7月29日に発表した6月の商業販売額(全店ベース)速報値は、小売業が前年同月比3.0%減の10兆6480億円となり、10カ月連続で前年を下回った。季節調整済み前月比は0.3%減だった。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090729/170803/
業種別にみると、家電を含む機械器具小売業が前年同月比0.8%増と5カ月ぶりに前年を上回った。また燃料小売業が5.5%減で7カ月ぶりに減少率が1ケタ台まで縮小した。ただし前月はプラスだった飲食料品小売業が1.2%の減少に転じ、自動車小売業は0.5%減と減少率を縮小しながらも前年割れを続けるなど、7業種中6業種で前年を下回った。
業態別では百貨店が9.9%減と、5カ月ぶりに減少率が1ケタ台に縮小した。一方スーパーは2.1%減と2カ月ぶりの前年割れ。コンビニエンスストアは0.6%増と拡大を続けているが、既存店は2.0%減と1年2カ月ぶりの前年割れ。タバコ自動販売機の成人識別ICカード「taspo(タスポ)」導入でもたらされた効果が一巡した。
卸売業の販売額は前年同月比28.8%減の29兆9900億円で、9カ月連続の前年割れだった。季節調整済み前月比は1.2%減。鉱物・金属材料卸売業が前年同月比44.4%減となるなど全業種で前年を下回っている。
小売りと卸売りを合計した商業販売額は23.4%減の40兆6380億円で、9カ月連続の前年割れ。減少率は過去最大を記録した前月に比べ縮小したが、過去3番目の大きさとなっている。
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