コンビニ、百貨店上回る タスポ効果 上期売上高2年連続
コンビニエンスストアの今年上期(1~6月)の売上高が、上期としては2年連続で百貨店を上回った。百貨店が主力の衣料品の苦戦で売り上げが激減する一方、コンビニはたばこ自動販売機用成人識別カード「タスポ」を持たない人がコンビニに来店する“タスポ効果”を追い風に来客を伸ばした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090722-00000070-san-bus_all
[表]コンビニエンスストア大手4社の平成21年2月期決算
平成20年通期でもコンビニの売上高が百貨店を上回っており、コンビニ、百貨店の売上高逆転は定着しつつある。
日本フランチャイズチェーン協会が21日発表した上期の主要コンビニの全店売上高は3兆8449億円となり、前年同期に比べ5・1%増加した。一方、日本百貨店協会が同日発表した全国百貨店の売上高は3兆2133億円で同11・0%減少した。
百貨店の減少幅は、統計を開始した昭和40年以降で、「平成不況」に見舞われた平成5年(6・8%減)を上回り過去最悪を記録した。衣料品が13・9%減り、美術品など高額品も19・0%減少したことが響いた。
これに対し、コンビニは節約志向に対応した割安なプライベートブランド(PB=自主企画)商品の充実で売り上げを伸ばしたが、増収を支えたのはタスポ効果だった。タスポによる押し上げ効果はローソンで5%強、ファミリーマートで4%強あったという。
ただ、タスポの全国導入が完了してから丸1年を迎え、増収効果が一巡するのは確実。コンビニも新たな集客策が求められそうだ。
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