タスポ普及率36%と低調 県内・導入から1年
未成年者のたばこ購入を防ぐ成人識別ICカード「taspo(タスポ)」が導入されて約1年。日本たばこ協会によると、20日現在、県内のタスポ発行率は36・6%(全国34・4%)と依然低い。タスポいらずのコンビニは売り上げが増加する一方、たばこ専門店は併設する自動販売機の売り上げが落ち込み、明暗分かれている。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090625_9
同協会によると、県内では推定喫煙人口約29万人のうち、36・6%に当たる約10万6千人がタスポの発行を受けている。
タスポの発行は顔写真と運転免許証など本人確認の書類が必要。発行までに時間がかかり、手続きが煩雑で敬遠する喫煙者も多い。
盛岡市中央通3丁目の岩手医大3年駒井洋彦さん(26)は「(タスポは)作るのが面倒。コンビニで買えるので、申し込むつもりはない」。店頭でたばこを買う人が増え、対面販売のコンビニは業績を伸ばしている。
一方、自販機頼りの小売店には逆風だ。24時間利用可能になっても、維持費がかかる上、利用者は減少。タスポの読み取り機設置へ金をかけたものの、売り上げが伸び悩み、数十台を撤去した店もある。盛岡市内のある店は「タスポを持っていても面倒がって店頭で買う人が増えた。自販機の代わりに人が働いている。休日も減った」とこぼす。
たばこを吸う環境の変化や喫煙人口の減少もあり、たばこ販売店は「商売自体難しい時代になってきた」と渋い表情だ。
(2009/06/25)
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