UPDATE2: ファミリーM<8028.T>最高益更新で2円増配へ、タスポ効果はく落し伸び鈍化
[東京 9日 ロイター] ファミリーマート(8028.T: 株価, ニュース, レポート)は9日、2010年2月期の連結営業利益予想が前年比0.5%増の367億円になると発表した。7月以降はICカード(タスポ)方式によるタバコの成人識別自動販売機導入による押し上げ効果がはく落するため、伸び率は大きく鈍化するものの、過去最高益更新を見込んでいる。年間配当は、2円増配し70円を予定している。
http://jp.reuters.com/article/jpSubCompanyNews/idJPnTK026733220090409
営業利益予想は、トムソン・ロイター・エスティメーツによる過去30日間の主要アナリスト7人の予測平均値379億円を下回った。
<海外店舗が国内上回る>
売上高に相当する営業総収入は、同0.1%増の2875億円を見込む。既存店売上高は前年比0.5%増と3期連続のプラスを計画している。上期は同0.6%増とプラスを見ているものの、下期はたばこの購入減とたばこ購入客による「ついで買い」の減少により、同0.9%減と前年同期を割り込む見込み。上田準二社長は会見で「たばこの売上減に加え、併売効果がなくなることで1%程度既存店売上に影響を及ぼす。タスポ効果のはく落は中食強化でカバーする」と述べた。
通期の国内出店計画は550店、純増で200店増の7091店となる。一方、海外店舗は、台湾や韓国での出店を中心に667店増の7914店を見込んでおり、海外店舗数が国内を上回る見通し。
小売りでは、値下げにより集客を図る動きが目立っているが、上田社長は、30―40台向けには価格弾力性、中高齢者には付加価値が必要とし「むやみに価格対応で戦うことは考えていない」とした。
09年2月期の営業利益は前年比17.0%増の365億円となり、過去最高益を更新した。トムソン・ロイター・エスティメーツによる過去30日間の主要アナリスト7人の予測平均値367億円とほぼ同水準となった。既存店売上高は同7.1%増で、タスポ効果を除いても、2%程度の増加となった。
営業総収入は2873億円で前年比10%減の減収となったが、これは、連結子会社「ファミマ・ドット・コム」の売上高を総額表示から純額表示に変更したことによる。
特別損として投資有価証券評価損40億円を計上したものの、当期利益は同0.1%増の164億円と増益を確保した。
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(ロイター日本語ニュース 清水 律子記者)
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