自販機離れコンビニで購入 タスポ効果で喫煙補導少年減少 県警調査
喫煙で補導された少年の半数以上はたばこをコンビニなどで購入し、三人に一人は家族や友人から入手-。たばこ自動販売機の成人識別カード「タスポ」の導入以降、県警少年課が補導した少年にアンケートしたところ、こんな結果が浮かび上がった。「タスポ効果」で喫煙による補導少年は減少傾向だが、自販機で購入できなくなった少年がコンビニなどの店頭で買い求めるケースが多い。年齢確認にちゅうちょする販売店も多いのが実態だ。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20081230/94185
未成年者の喫煙防止に向け、県内は七月からタスポを導入。七-十月の喫煙による補導少年は二千五百七十五人と前年同期比六十五人減少した。
特に十月は前年同月比で百三十九人減り、「月を追うごとに補導少年が減少している。タスポ効果は大きかった」(同課)と分析している。
同課は、九月に喫煙で補導した少年五百二十二人を対象にアンケートを実施。有効回答の四百十八人の58%がコンビニやスーパーといった対面販売で購入していたことが分かった。家族や友人からの入手は33%、自販機購入わずか3%。
なかにはアルバイト先のコンビニで買い求めたり、作業服や私服で成人を装ったケースもあったという。
県警は小売店に対し、運転免許証の提示など販売時の年齢確認を要請しているが、客相手の店側は年齢確認にまだまだ戸惑いがあるのが実態だ。
宇都宮市のコンビニ経営者は「一見して未成年者と分かるなら年齢確認する。困るのは十八、十九歳ぐらいのお客。間違ったら失礼だし、たばこ以外の商品も買ってくれるので」と打ち明ける。タスポ導入後の同店のたばこ販売量は前年同月比で三割伸びたという。
JT宇都宮支店は「未成年者の喫煙問題はたばこ業界だけで解決できる問題ではない。家庭教育も含め関係機関との連携を一層強化していきたい」としている。
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