タスポ:面倒くさい? コンビニでたばこの売り上げ急増
たばこ自動販売機用の成人識別ICカード「taspo(タスポ)」が導入されたことを受けて、コンビニエンスストアでのたばこの売り上げが急増している。タスポ発行の手間などを嫌った喫煙者の利用が増えたとみられ、缶コーヒーや酒などの「ついで買い」効果も広がっている。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080617k0000m020052000c.html
5月の大手4社の既存店売上高は約4年ぶりにそろって前年同月を上回り、競争激化や少子高齢化に直面するコンビニ業界は、「タスポ特需」を歓迎している。
タスポ機能付きの自販機は3月に宮崎、鹿児島両県で先行導入され、その後、対象地域は順次拡大しており、7月に全国網が完成する。ただ、推定喫煙人口に対するタスポの取得率は、5月27日時点で2割弱にとどまっている。
ファミリーマートでは、5月のたばこの売り上げが前年同月比で6割以上も増加。缶コーヒーも約2割増えるなど、既存店売り上げは同5.4%も伸びた。サークルKサンクスもタスポ効果を受け、5月の既存店売り上げが10カ月ぶりにプラスに転じた。
タスポ需要の取り込みを強化する動きもある。エーエム・ピーエム・ジャパンは全店で商品棚の大型化を進め、取り扱い銘柄を従来から約4割増やした。セブン-イレブン・ジャパンもたばこ売り場を拡大するほか、缶コーヒーの品ぞろえを増やす。【小倉祥徳、森禎行】
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