6月からたばこ自販機で「タスポ」が必要
たばこの自動販売機が来月1日から変わります。
ほとんどのたばこの自販機で、成人かどうかを識別する「タスポ」が必要になるんですが、導入を前にしても県内ではなかなか普及が進んでいません。
http://www2.knb.ne.jp/news/20080528_15926.htm
リポートです。
「今、こうして自動販売機で買えるたばこが6月1日からは、タスポが無いと買えなくなります。」
たばこ会社3社などで作る日本たばこ協会では、未成年者の喫煙防止対策の一環として、成人かどうかを識別するたばこの自動販売機を今年3月から全国で順次導入しています。
富山県では来月1日より導入され、自販機でたばこを購入する場合、事前に申し込みを行い成人識別カード「タスポ」を取得しなければいけません。
JT金沢支店によりますと県内のタスポカード発行枚数は先月末でおよそ2万1千600枚で、推定喫煙人口の9.4%にとどまっています。
カードが無いと自販機では買えないとあって、すでに導入された23の道と県では、自販機での販売が中心の街のたばこ店の売り上げが減り、コンビニなどの対面売りにお客さんが流れているようです。
全国に先駆けて3月にタスポが導入された鹿児島県の街のたばこ店では…「自販機は売り上げゼロ、タスポが始まらなければよかった」
富山たばこ販売協同組合、西田修三会長は「3月の九州のお話なんか聞きますと、やはりもう小売店が半減すると売り上げが、そして全部コンビニさんに流れちゃうということを聞いておりますので、ただそれが1ヶ月ほどすると75%ぐらいに戻ってきたと今、聞いています。ですから最終的には近くのたばこ屋さんでということがお客さんにもわかっていただけるんじゃなかろうかな・・・」
普及が伸びていない理由には、顔写真と免許証などのコピーを用意して、郵送する必要があり、申し込みが面倒という点が挙げられます。
たばこ会社などはこの手間を省こうとショッピングセンターに特設の申し込み会場を設置しています。
「実際にタスポを申し込んで見ます」
ここでは写真撮影と本人確認書類のコーピーを無料で行う他、申込書の作成の手助けをしてくれます。
申し込み手続きは3分間ほどで終わりました。
あとはポストに入れて送ると、およそ2週間後にカードが手元に届きます。
一方、一部の機械メーカーでは、カードを使わずにカメラが目や口、骨格の情報から成人かどうかを識別する「顔認証たばこ自販機」を普及させようとする独自の動きもあります。
西田修三会長は「周知徹底が一般のお客さんにされていないということが一番残念に思っています。6月1日から3日は小売店が自販機横に立っていただく。カードを持っておられないお客さんがお金で買おうとする。それを小売店さんが私のカードで買ってあげますよ。もし申し込んでなかったらこの際申し込んでくださいと。これが私どもたばこ屋さんが生き残ってゆく唯一の道だと考えている。」
たばこの売り上げが落ち込むなか、販売の多くを自販機に頼っている小売店ではタスポの普及が今後の売り上げを大きく左右するとあって、周知徹底に必死です。
未成年者にたばこを売らないためにと導入されるタスポですが、未成年者が成人のカードを借りれば一緒です。
結局は成人のモラルも問われるとも言えます。
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