喫煙の環境変わります 県庁でも全面禁煙化方針
6月から県内の喫煙環境が大きく変わる。成人識別用カード「TASPO(タスポ)」の運用が始まるほか、県庁でも庁内全面禁煙化の方針だ。5月31日からの禁煙週間と合わせ、禁煙を目指す人には最適な時期になりそう。
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20080521/CK2008052102012949.html
全国で導入されるタスポは未成年の自動販売機でのたばこ購入防止が目的。福井県など中部地方は6月1日にスタートする。
自販機にカードをかざさないと購入できなくなるが、県内ではカードの事前申し込みが低調だ。申し込みは4月末現在、県内の推定喫煙者数16万6000人の約9%。石川、富山県より低めの傾向だ。日本たばこ産業(JT)福井営業所は「県民性もあってか、ぎりぎりまで申し込みをしない人が多いようだ」と説明する。
県内各地で出張受け付けを行ってきたが、喫煙者からは「顔写真が面倒」「なぜこんなシステムを始めるのか」との不満の声も。JTは「たばこの需要はあるので、運用開始時には20%程度まで達するのでは」と今後の増加を見込んでいる。
現在、県内では完全禁煙職場が19・5%なのに対し、分煙職場が55・2%と主流だ。県も禁煙週間に合わせて6月から県庁1階の喫煙室閉鎖を検討。今後5年間で全行政施設の完全禁煙化を目指す。
ことし1月時点で、県内に約4900台あったたばこ自販機だが、タスポ対応機種に更新せずに撤去されるケースも多い。愛煙家にとっては“買いにくく、吸いにくい”状況がますます進む。
製薬会社が実施した意識アンケートでは、県内の喫煙者で、禁煙に失敗した人は70・5%。それでもすぐに禁煙に挑戦する喫煙者は42・0%に上る。今回、環境の変化が禁煙成功への鍵となるかも。
(山田祐一郎)
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